パターソン always another day
ジム・ジャームッシュ監督の映画を初めて見たのは高校生の時だった。”stranger paradise” “down by low” “permanent vacation” の3本を深夜のテレビで放送していたのを録画し、何度も見たのを覚えている。特に”down by low...


それから 僕の存在にはあなたが必要だ
『それから』という映画は、言わずと知れた夏目漱石の有名な小説を原作とする映画である。夏目漱石の作品を映画化したものはおそらく『坊ちゃん』や『心』など見た事があるが、あまり覚えていないくらいなので、私には面白いものではなかったのだろう。実際 漱石の小説を映画化するのは非常に難...


ART AND CRAFT 真似ることは生きること
2014年製作のこの映画は、アメリカで贋作を作るある男性についてのドキュメンタリーだ。男性はマーク ランディスと言って、独自に考えた技法で多くの有名作家の絵画やドローイングを模倣し、その贋作をアメリカの多くの美術館に寄贈していた。しかもそれがあたかも本物であるかの様に嘘をつ...


BEFORE SUNRISE 恋に落ちると言うこと
私がこの作品を見たのは、もう17年前ぐらいだ。オーストリア映画を探していた時、たまたま先入観なくレンタルショップで見つけたのがこの作品だった。簡単言うといわゆるboy meets girlストーリーだ。しかし、ひねくれた私が、それだけで心を動かされることはないので、もちろん...


MIDSOMMAR アミニズムとカタルシス
この映画を劇場で見たのは、コロナウィルスが叙々に国内に流行り出した頃だった。上映会開始時間ギリギリ劇場に駆け込むと、予想に反してほぼ満席状態、コロナで人が密集するところは避ける様にとニュースでも伝えている中、この映画は結構空いてるのではないかと、皆さん思い込んできたのかもし...


BACKSWAN / a Pianist 母の愛が娘の狂気に変わる時
まず 『ブラックスワン』この映画は、公開当時、映画館にわざわざ見に行った作品だ。けれど、、体調が今一歩だった上に、主人公を追うように撮られているために画面が揺れる。しかも大きなスクリーンで揺れ、酔いやすい私は、気持ち悪さに耐えきれず、ストーリー半ばくらいで劇場を飛び出した。...


THE SQUARE 思いやりの聖域
芸術家を扱う映画は多く見てきたけれど、現代美術の世界を客観的に皮肉った映画は私自身はこの作品が初めてかもしれない。感想としては私にとってはブラックユーモアが効いた痛快なものだった。この映画の中で描かれている現代美術というものを、枠の外から見た時に、なんて滑稽なのかと感じられ...


ブログに何をかくか?
さて 自分の作品のホームページのブログに何を書くか、芸術についてやら書くのはどうも気が進まないし、かと言って、日記的に徒然なるままに何か思いを表出するのも苦手なもので、使えるのに使ってこなかった。ものつくりを基本にしている人間でも文章力のある人はいるけれど、それは作品説明が...
ブログに何を書くか?
さて 自分の作品のホームページブログ何を書くか、芸術についてやらを書くのは、どうも気が進まないし、かと言って、日記的に徒然なるままに、何か思いを表出するのも苦手なもので、ブログは使えるのに使ってこなかった。ものつくりを基本にしている人間でも文章力のある人はいるけれど、それは...
Home page , Hope page
とうとう作品のホームページを制作しました。全く成長の遅い自分にびっくりしています。今までいろいろと制作スタイルを迷ってきた中で、自分で納得する提示の仕方を見つけられたと感じたからかもしれません。年の功?と言うこともありますが 自分の持つある性質からそうならざるえなかったこと...